「女子ゴルフ・ブリヂストン・レディース」(18日開幕、中京GC石野C=パー71) 今季国内ツアー初出場の渋野日向子が17日、プロアマ戦に出場するなどして最終調整した。1年前は千葉県内のコースで開催された大会で決勝ラウンドに進めず「去年は場所は違えど予選落ちしてしまっている。4日間プレーできるようにしたい」と目標を掲げた。 米ツアー挑戦2年目の今シーズンは、出場した7試合はすべて4日間を戦い最高が7位。「今のところ全部予選通過して何とか戦いきってるのは、ちょっと予想していなかった。その分、地力が去年よりは着いたのかなと感じている」と手応えを口にした。 昨季は途中から不調に陥り、シーズンオフには2020年まで師事した青木翔コーチに再び教えを請うた。現在の球筋はフェード系だが「打ちたくて打っているわけではないが、スイングを変えている過程でそういう球筋が出るのは仕方がないと青木さんからも言われている」という。 理想の球筋は「ストレートに近いドロー系」。スイングの完成度は「半分にも達していない」という中でも試合は続き「スコアにしていかないといけない」のがプロの世界。だからこそ「なんとか予選落ちせずにいる。去年よりかは自信はあるかな」と言い切れる。 コースは21年開催時の6486ヤード、パー72から、今年は6573ヤード、パー71に変更。全体の距離が長くなったと同時に、パー5だった13番は440ヤードの長いパー4となった。 プレーするのが19年以来で、当時を「全く覚えていない」という渋野だが、13番については「ボギーが出ても仕方ない。4日間の平均が4・2か4・3でもおかしくないくらいの気持ちでやらんといけんかな」と覚悟を決めている。 「米ツアーでやっているからには、プロゴルファーでやっているからには上を目指さないといけない。もっと強くなりたい」。再び沸き上がってきた思いを、今年初めての日本の試合にぶつける。 文章导航 菅沼菜々がバンテリンドームで始球式に登板「キャッチャーさんまで届くかな?」 両チーム主将の生年月日がまったく一緒!? 24年カナダ開催「プレジデンツカップ」の奇跡