12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島』で解説を務めた真中満氏は、巨人のリリーフ陣について語った。

 巨人は一時、7回・直江大輔、8回・田中千晴、9回・大勢の“勝利の方程式”の形が見えたかのように思われたが、長くは機能せず、開幕から勝ちパターンで苦しんでいる。真中氏は「終盤の中継ぎ以降の投手が苦しい展開が多いですよね。本当に一、二軍合わせてでも出てこないとダメですよね。原監督も起用法を色々考えていますけど、なかなか結論が出ない状況ではありますよね」と指摘。

 監督経験のある真中氏は「7回、8回が固定できるようになってくると非常に戦いやすくなる。原監督は試行錯誤しながら、誰を起用しようか、誰がピッタリハマるかというところでしょうね」と、台所事情の厳しい巨人リリーフ陣を機能させようと試行錯誤する原監督を思いやった。

 ただ、昨季巨人のリリーフ陣を支えた平内龍太、19年と20年のリーグ連覇を支えた中川皓太が支配下選手に復帰。育成選手として今季から加入し支配下選手となった三上朋也もいる。彼らが機能すればブルペンの層が厚くなるはずだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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