岩井千怜、PO戦った姉・明愛と「全然ゴルフの話はしなかった」姉妹対決より“直ドラ”に大反響

　国内女子ツアー、ブリヂストン・レディース開幕前日の17日、2週連続優勝に挑む岩井千怜（20＝Honda）が愛知・中京ゴルフ倶楽部（GC）石野コース（C）で行われたプロアマ戦に出場。再びの“直ドラ”チャレンジに意欲を見せた。

　先週のRKB×三井松島レディースで、双子の姉の明愛、山下美夢有とのプレーオフを制し、約9カ月ぶりのツアー3勝目を挙げた千怜。優勝後、明愛とは「全然ゴルフの話はしなかった」と明かし、「あまりぶり返すのも、明愛にとってもうれしくないと思ったので。余計なことは言わないようにしました」と気遣った。

　明愛は敗れた際に「8割悔しいですが、2割うれしい」と語っていたが、「私も負けたくないので、次にプレーオフがあっても、私が勝ちたいです」と笑顔で返した。

　周囲からの優勝の反響は「初優勝の時よりは少なかった」といい、むしろプレーオフで明愛とそろって披露した2打目の“直ドラ”の反響の方が大きかったという。

　その直ドラについては「自分ではそんなにすごいことなのかなと思ったりしてるので、またやりたい」。この日のプロアマ戦でも6番と9番のパー5で使用し「9番は池に入っちゃったんですけど、感触は良かったです」と好感触を口にした。再び直ドラが見られるかもしれない。