テニス＝第1シードのジョコビッチが準々決勝へ、イタリア国際

［ローマ　１６日　ロイター］ – テニスのイタリア国際は１６日、ローマで試合を行い、男子シングルス４回戦では世界ランキング１位のノバク・ジョコビッチ（セルビア）がキャメロン・ノリー（英国）をストレートで下し、準々決勝に進んだ。

ディフェンディングチャンピオンで同大会７回目の優勝を目指すジョコビッチは、第１セットで相手の最初のサービスゲームをブレークして６─３で取ると、続くセットは互いにブレークし合う展開の中で６─４で制した。

肘の故障でマドリード・オープンを欠場したジョコビッチは「ありがたいことにプレーできて試合を終えられた。明日はもっと調子が良くなることを願っている」と語り、新たな懸念材料はないとした。

第３シードでロシア出身のダニル・メドベージェフは、アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）に６─２、７─６のストレート勝ち。第４シードのカスパー・ルード（ノルウェー）、第７シードのホルガー・ルネ（デンマーク）も勝利したが、第６シードでロシア出身のアンドレイ・ルブレフは予選から勝ち上がったヤニック・ハンフマン（ドイツ）に敗れた。

女子シングルス４回戦では第１シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）がドナ・ベキッチ（クロアチア）に６─３、６─４のストレート勝利。同日の準々決勝ではアンヘリナ・カリニナ（ウクライナ）、ロシア出身ベロニカ・クデルメトワが４強入りを決めた。

同ダブルス準々決勝では加藤未唯、ウリケ・アイケリ（ノルウェー）が敗退した。