地方球場のマウンドも、ベテラン左腕は苦にしなかった。 ソフトバンクの和田が山形での一戦で今季最長の6回を投げ、3安打1失点。「まだまだいける感じがあった」と充実感たっぷりに振り返った。 立ち上がりは調子をつかめず二回に1点を失ったが、三回からは見事に切り替えた。許した走者は自身の失策と四球によるもので、安打はゼロ。1点のリードを守って救援につなぎ、「だんだん乗ってきた。自分でも手応えのある投球ができるようになった」と胸を張った。 なじみある地での好投だった。鶴岡市に母の実家があり、「母の故郷で投げられるなんて夢にも思っていなかった」と率直に話す。ウイニングボールは祖母の家に送ると言い、「山形という地で投げて、勝つことができた。親戚も喜んでくれていると思う」と実感を込めた。 この試合を経て通算2000投球回まであと2イニングに迫った。42歳は「きょうのような姿を示していけるよう、次も頑張りたい」と力を込めた。 文章导航 チチパスがダブルヘッダー2連勝で準々決勝進出「今日は本当に頑張った」 [イタリア国際/テニス] 【NBA】八村塁が抑え込んだナゲッツ・ヨキッチとは 概念にはまらないプレースタイルが持ち味