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 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月10~21日/賞金総額863万7966ユーロ/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第18シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を7-5 7-5で倒してベスト8進出を決めた。

 日を跨ぐ午前0時直前に始まった試合は両セットとも一進一退飲競り合いとなったが、チチパスが2セットとも最後のゲームをブレークして1時間52分で勝利を決めた。

 これに先立ちふたりは雨により試合途中で順延となっていた3回戦を戦い、チチパスがロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-3 7-6(3)で退け、ムゼッティは第12シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)に5-7 6-4 6-3で逆転勝利をおさめていた。

「本当に長い1日だった。1日中コートで過ごしたよ。雨のせいでやらなければならなかったけど、このような形で終えることができてよかった。今日は本当に頑張った。実際には今日ではなく今夜だね!」とチチパスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今はしっかり寝て、準備を整える必要がある。明日は休みだと思うから、しっかり充電して次の試合に集中するつもりだ」

 チチパスは次のラウンドで、予選から勝ち上がってきた23歳のファビアン・マロジャン(ハンガリー)を3-6 6-4 6-3で破って勝ち上がった第15シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。

テニスマガジン編集部


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