[5.18 EL準決勝 セビージャ 2-1 ユベントス] UEFAヨーロッパリーグ(EL)は18日、準決勝第2戦を行い、セビージャ(スペイン)がユベントス(イタリア)が延長戦の末に2-1で破った。ホームゲームを制したセビージャが合計スコア3-2で上回り、2019-20シーズン以来3季ぶりの決勝進出。今月31日に行われる決勝戦では史上最多7度目の優勝をかけてローマ(イタリア)と対戦する。 延長にもつれ込む激闘は両守護神の好守で始まった。まずは前半15分、ユベントスはMFアンヘル・ディ・マリアの右CKにDFフェデリコ・ガッティが頭で合わせるも、GKヤシン・ブヌがスーパーセーブ。次はセビージャが同24分、右サイドからのクロスにFWルーカス・オカンポスがニアサイドで合わせたが、GKボイチェフ・シュチェスニーのファインセーブの阻まれた。 前半30分、セビージャはDFマルコス・アクーニャが強烈なミドルシュートでゴールを狙うも、これもシュチェスニーが好セーブ。同33分、ユベントスはディ・マリアの長い距離のスルーパスにFWモイーズ・キーンが抜け出したが、絶妙なタイミングで飛び出したボノがなんとか右足に当て、軌道が変わったボールは右ポストを叩いた。 それでも後半に試合が動いた。ユベントスは20分、中盤での空中戦が続いたところでMFアドリアン・ラビオが頭でボールを前に送ると、うまく反応したのは直前に投入されたばかりのFWドゥシャン・ブラホビッチ。うまく相手のギャップを突くドリブルから左足で叩き込み、先制に成功した。 ところが後半26分、セビージャも追いつく。中盤で相手のプレッシャーを受けながらもMFエリク・ラメラがボールを残すと、約10分前に投入されていたMFスソがミドルレンジから左足一閃。強烈な弾丸シュートを突き刺し、こちらも途中出場選手の働きで試合を振り出しに戻した。 決着がついたのは延長前半5分だった。セビージャは左サイドで前を向いたDFブライアン・ヒルが中に突っ掛けながら縦に持ち出し、鋭い左足クロスボールを送ると、ゴール前でラメラが反応。ヘディングシュートでシュチェスニーの牙城を破った。最後はアクーニャが2枚目のイエローで退場処分を下され、決勝の出場停止が決まったが、そのままリードは死守。史上最多6度の優勝経験を持つセビージャがまたしても決勝に歩みを進めた。 文章导航 阪神タイガースがミエセスのタイムリーなどで7連勝、千葉ロッテマリーンズは首位攻防戦を制す|プロ野球結果 三笘薫 “デル・ピエロ級芸術弾”の再現に期待が高まるも…前半のボールタッチ数は両チームで最少「三笘メーター上げられると思ったのに」