世界三大レースのひとつ、第107回インディアナポリス500マイルレース。21日に行われた予選2日目のTOP12クオリファイは、前日に引き続きフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレン)がトップスピードを記録し、ファイアストン・ファストシックスに進出した。 佐藤琢磨(チップ・ガナッシ)は8番手となり、14度目のインディ500のグリッドは3列目中央に決定した。 前日行われた予選の上位12台がファイアスト・ファストシックス進出を争うTOP12クオリファイ。予選1日目の12番手から1台ずつ順に連続4周走行のアテンプトを行っていく。 予選1日目よりも気温が高くなったインディアナポリス・モータースピードウェイ。まず最初にアタックしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は平均232.635mphのスピードを記録。続いてルーキーで唯一TOP12に入ったベンジャミン・ペデルセン(AJフォイト)がアテンプトへと向かう。ペデルソンは232.671mphでパワーを上回る。 3番目はマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)。1周目を233.825mphで走行するも最後は231mph台まで落としてしまい平均232.889mph。 4番目のサンティーノ・フェルッチ(AJフォイト)は、1周目を234.581mphとスピードを出すと2周目も234.229mphで走行。3周目、4周目も233mph台を記録し平均233.911mphの好アテンプトを見せる。 5番目のパト・オワード(アロウ・マクラーレン)は平均233.229mphで2番手。そして、佐藤琢磨がアテンプトへ。 ウォームアップを220.580mphで走行し、1周目は233.907mph、2周目を233.411mph、3周目は232.817mphに落とし、ラストラップは232.262mphとまとめ平均233.098mphで3番手。 インディ500がラストランとなるトニー・カナーン(アロウ・マクラーレン)は4周目を231mph台に落としてしまい平均233.076mphで琢磨を交わせず4番手。 8番目は3年連続のポール獲得に挑むスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)。1周目を234.342mphと速さを見せると2周目は233mph台、3周目はさらに落とし232台に落とし、ラストはスピードを保ち平均233.430mphで暫定2番手となる。 9番目はリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)。1周目を234.505mphを記録し、2周目も234.012mph、3周目、4周目も233mph台で走行し平均233.801mph。フェルッチには届かず2番手に。 残るは3台。アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)は1周目をここまでの最速となる234.812mphで走行。2周目も234.134mph、3周目は233mph台、4周目は232mph台に落とすも平均233.779mphで3番手。琢磨は6番手に下がりオン・ザ・バブルに。 アレクサンダー・ロッシのアテンプトは平均233.110mphで琢磨をわずかに上回り6番手。琢磨はファイアストン・ファストシックス進出を逃すこととなった。 ラストは、アロウ・マクラーレンのフェリックス・ローゼンクヴィスト。1周目を234.534mphで走行し、2周目も234.220mph、3周目も233.950mphと速さを持続。勝負の4周目も233.623mphで平均234.081mph。フェルッチを上回りトップでファストシックス進出となった。 ポールポジションを争うのローゼンクヴィスト、フェルッチ、ヴィーケイ、パロウ、ディクソン、そしてオワードの6人。佐藤琢磨は予選8番手となり決勝は3列目中央からレースに挑む。 ■第107回インディ500予選2日目/TOP12クオリファイ総合結果Pos./No./Driver/Team/Engine/MPH1/6/F.ローゼンクヴィスト/アロウ・マクラーレン/C/234.0812/14/S.フェルッチ/A.J.フォイト・レーシング/C/233.9113/21/R.ヴィーケイ/エド・カーペンター・レーシング/C/233.8014/10/A.パロウ/チップ・ガナッシ/H/233.7795/9/S.ディクソン/チップ・ガナッシ/H/233.4306/5/P.オワード/アロウ・マクラーレン/C/233.2297/7/A.ロッシ/アロウ・マクラーレン/C/233.1108/11/佐藤琢磨/チップ・ガナッシ/H/233.0989/66/T.カナーン/アロウ・マクラーレン/C/233.07610/8/M.エリクソン/チップ・ガナッシ/H/232.88911/55/B.ペデルソン/レイホール・レターマン・ラニガン/H/232.67112/12/W.パワー/チーム・ペンスキー/C/232.635 [オートスポーツweb ] 文章导航 「これは相撲界で一番怒られること」元若乃花、元大関・御嶽海の“立ち合い変化”に苦言 マドリーが荒れに荒れたメスタージャで今季初の公式戦連敗…ヴィニシウスは人種差別被害に悲運の退場…《ラ・リーガ》