(写真:Getty Images)(Getty Images)(写真:Getty Images)(Getty Images)

 ブンデスリーガ第33節が19日に行われ、フライブルクとヴォルフスブルクが対戦した。

 5位のフライブルクが、本拠地『オイローパ・パルク・シュタディオン』に6位のヴォルフスブルクを迎えた一戦。フライブルクに所属する日本代表MF堂安律はスタメン出場を果たした。

 前半は互いにあまり決定機を作れず、スコアレスで終了。後半に入ると徐々にフライブルクがチャンスをつかむようになり、54分には左サイドでのFKを堂安が中央に蹴り込んだところから惜しいシーンが生まれた。攻撃にアクセントをつけてチームに貢献した堂安は、70分に途中交代でベンチへと下がっている。

 堂安がピッチを去ってからわずか1分後の71分、フライブルクが先制に成功する。70分に途中投入されたばかりのドイツ代表DFクリスティアン・ギュンターがペナルティエリア左外でパスを受けると、左足を一閃。相手に当たってコースが変わったシュートがゴールネットを揺らした。

 たたみかけるフライブルクは、75分にも追加点。ハンガリー代表MFロランド・シャライが右サイドから低いクロスを送ると、ゴール中央に位置取ったドイツ代表FWニルス・ペーターゼンがシュートを押し込んだ。ペーターゼンは今シーズン初ゴール。シーズン終了後の現役引退が決まっている34歳のアタッカーに、待望の初弾が生まれた。

 アディショナルタイムの92分にはドイツ人MFニコラス・ヘフラーがレッドカードで退場するも、フライブルクが逃げきり2-0で勝利。リーグ戦の連敗を「2」で止め、4位のウニオン・ベルリンとは勝ち点59で並び、3位のライプツィヒとも同1差と、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に望みをつないでいる(順位表は暫定)。次節、フライブルクは27日にフランクフルトとのアウェイ戦、ヴォルフスブルクは27日にヘルタ・ベルリンとのホーム戦を控えている。ブンデスリーガは次節が最終節。フランクフルトvsフライブルクでは、MF鎌田大地とMF長谷部誠、堂安による日本人対決にも注目が集まる。

【スコア】
フライブルク 2-0 ヴォルフスブルク

【得点者】
1-0 71分 クリスティアン・ギュンター(フライブルク)
2-0 75分 ニルス・ペーターゼン(フライブルク)

SOCCER KING

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