ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(31)が本塁打を打つ直前に自軍のベンチ方向を“チラ見”したことが話題となったが、その打席で対戦していたブルージェイズのジェイ・ジャクソン投手(35=元広島)が、球種の癖がばれていた可能性を明かした。17日、米メディア「アスレチック」が伝えた。 ジャッジは15日の試合で8回にジャクソンからその日2本目となる10号ソロを記録。しかし、打席中に目線を一塁方向に送ったことがブルージェイズ側のテレビ中継で取り上げられた。 さまざまな臆測を呼んだ中、ジャクソンは「アスレチック」の取材に「球種の癖がばれていたと思う」とコメント。セットポジションに入る際の動作が速球とスライダーとで異なっていたと試合後にチームのビデオ担当らから指摘され「もし癖で球種がばれていたのなら、それは私の責任。癖を修正しなければいけないが、フルカウントのあの場面ではそれに関係なくもっと良い投球をしなければならなかった。ど真ん中に投げてしまった」と振り返った。 同メディアは、癖がばれていたことに加えジャクソンの握りがグラブの中から一塁コーチに見えて、それをジャッジに伝えた可能性もあるが、禁止されているのは電子機器を使った不正なサイン盗みで、コーチがサインを送っていたとしてもルールの範囲内だと指摘。「このような行為は、賢いチームが取り入れていることの一部。ブルージェイズは、コーチの立つ位置が不適切だったということ以外に、ヤンキース側に不正を追及してはいない」とした。 文章导航 速報|F1エミリア・ロマーニャGPの開催中止が決定。深刻な洪水被害受け J2山形が3000人の子どもたちの前で5発完封…近所の小学生の「モンテ弱い」に加藤発奮