5月上旬にイタリア北部エミリア・ロマーニャ州を襲った豪雨が、週末にエミリア・ロマーニャGPを控えた今週再びイモラを襲っている。 現地からの情報によれば、サーキットのすぐ横を流れているサンテルノ川が危険な水位にまで上昇したために、プロモーターと地元当局がF1だけでなく、サーキットに集まっているレース関係者全員にサーキットから避難するよう指示を出したという。 エミリア・ロマーニャ州は今月初めにも豪雨に見舞われ、洪水が発生し、2人が死亡するという被害を受けたばかり。 ただし、地元の気象台によれば、その大雨も週末にかけて収まる見込みで、国際自動車連盟(FIA)も、現時点では予定通りグランプリを開催する方向で準備を進めているという。だが、週末も雨が残る可能性は十分に考えられ、FIAのスポークスマンも「今後数日間は、状況が落ち着くことを期待するとともに、必要に応じて最新情報をお伝えする」と語るにとどまっている。 被害がこれ以上、広がらないことと、グランプリが無事に開催されることを祈るばかりだ。 [オートスポーツweb ] 文章导航 「イモラとモンツァは絶対にF1カレンダーに共存しなくてはならない」とイタリア副首相 ペンズオイルニスモGT-R(BCNR33/1998年)』大幅改良で手にしたラストイヤーチャンプ【忘れがたき銘車たち】