マクラーレンF1のランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、MCL60が進歩を遂げるのに第9戦カナダGPまで待たなければならない可能性がある。 マクラーレンは第4戦アゼルバイジャンGPで改良版のフロアを導入し、ノリスは9位でフィニッシュした。チームは、次のマイアミでもう一度トップ10に入ることができると希望を持っていた。しかしチームの成績は期待には遠く及ばず、ノリスとピアストリは週末の間中、後方集団のなかで苦戦した。MCL60とマイアミのレイアウトと新たに舗装された路面との相性は明らかに悪かった。 来週の第6戦エミリア・ロマーニャGPでは小規模なアップデートが投入される予定だが、マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラは、チームの本格的なアップデートサイクルは来月のカナダGPから始まるだろうと述べている。 「次の大規模なアップデートパッケージは、サマーブレイクの前に投入される予定だ」とステラは語った。 「アップデートをカナダGPからイギリスGPにかけて分散させる計画を立てている」 ステラは、レッドブルリンクで開催されるオーストリアGPの週末はスプリントイベントがあるため、開発スケジュールから除外する可能性が高いと述べた。 「オーストリアに新たなアップデートを持ち込むことは間違いなく避けるだろう。スプリント・シュートアウトとスプリントレースの週末だからだ。そして我々のアップデートの量を考えると、バクーに非常によく似たイベントに持ち込む自信はない」 「バクーでは新しいフロアを投入したが、そうしたレースではより大きなものを持ち込む。イギリスではフロアを導入するだろう」 ステラは、マクラーレンは開発プログラムスケジュールに沿って週末のエミリア・ロマーニャGPでは漸進的なマイナーアップデートを行うと語った。 「セットアップに問題があったら、今からイモラまでの間に対応できる」 「しかし今の時点では、マシンの仕様とパッケージの方により多くの問題がある。設計と構築、製造を行わねばならない。そのため、イモラで行うことは、1カ月前に決めたことになる。イモラに向けて多少の進展があるが、絶えずポイントを獲得するのに必要なステップに比べれば些細なものだ」 [オートスポーツweb ] 文章导航 フェルスタッペンとペレスは「セナ対プロストのようだ」とペレスの父「2人は互角。チェコはワールドチャンピオンになる」 WECでのインシデントを受けて、元F1ドライバーのブランドルがタイヤブランケット禁止案に伴う危険性を指摘