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 今週末に予定されているF1のエミリアロマーニャ・グランプリ(GP)が、大雨と洪水により中止となる可能性が出てきた。

 同GPが開催されるイタリアのイモラ・サーキットの周辺地域では、史上まれに見るほどの大雨に襲われており、洪水によりすでに死者も出るなど、緊急警報が出されている。米メディア「スポーティングニュース」は「今週のF1は中止になるのか。イモラの雨と洪水でエミリアロマーニャGPが脅かされている」と危機的状況だと報じた。

 数週間にわたる大雨の後、サーキットの近くを流れるサンテルノ川の水位が急上昇して堤防が決壊。これを受けて、F1主催者が洪水の危険を理由に関係者全員に対してパドックから避難するよう命じた。

 数日前までは、週末にかけて雨量が少なくなり開催も可能とみられていたが。「今後数日間、さらに降水量が増えると予想されており、今週末のグランプリは深刻な影響を受ける可能性がある」と予報が悪化しており、急転中止の懸念が高まっている。

「現代のF1マシンは必要に応じて、ほぼどんな状況でも機能するように作られているが、深刻に安全ではないと思われる天候では、当局がグランプリを中止する決定を下すこともある」と同メディア。強行するのか、安全を考慮して中止か、難しい判断を迫られそうだ。

東スポWEB


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