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 世界最大のプロレス団体「WWE」を退団したSareee(27)が、日本復帰戦(16日、東京・新宿フェイス)で橋本千紘(30=センダイガールズ)の前に豪快に散った。

 約2年ぶりの日本復帰となったSareeeは、橋本と握手を交わしてからバックを奪い合うなど、序盤はマットの感触を確かめるようにジックリ試合を展開。その後、徐々にギアを上げると、コーナー最上段から場外の相手にダイビングボディーアタックを放ち、得意の鎌固めに捕獲するなど先に攻め込んだ。だが、パワーと体格で勝る橋本を簡単には崩せず、コブラツイストからの俵返しなどで反撃される。

 その後も三角絞めで捕まえたかと思えば、持ち上げられてコーナーに叩きつけられるなど一進一退。中盤の場外戦ではラリアートでパイプイスに吹き飛ばされ、ダメージを負わされた。それでもリングに戻ってからラリアートを脇固めで切り返して応戦した。

 終盤まで両者の意地が交錯する熱戦となったが、最後は橋本の渾身のオブライト(原爆固め)を受けたSareeeがマットに沈んだ。

 試合後、橋本から「復帰第一戦の相手に選んでくれて、ありがとうございます」と言葉を送られたSareeeは「負けていうのもなんだけど、やっぱり日本の女子プロレスって最強だな。ハッキリ言って完敗だよ。アンタの方が成長しているわ」と悔し気に唇を噛む。

 だが、続いて「オイ、橋本。今日は負けちゃったけど次やったらぜってー負けねえからな! お前に勝つまで追いかけてやる。何度だって挑戦してやるからな」とすぐに切り替えてリベンジを誓った。

 その後、久々となる日本の観客席に「私の夢はまだまだまだ、長く続いていきます。私の戦う魂を、必ずこの女子プロレスにどんどん広めていきますので、私にどうかついてきてください。私の覚悟を最後までぜひ追いかけてほしいです。これからもよろしくお願いします」と呼びかけて歓声を浴びた。

 日本に戻ったSareeeはどんな化学反応を起こすか。

東スポWEB

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