(毎日新聞)(毎日新聞)

 大相撲夏場所3日目は16日、東京・両国国技館で行われ、新関脇の若元春が小結・正代を降して初日から3連勝を飾った。

 大関取りが懸かる霧馬山が敗れるなど関脇陣が明暗を分ける中、土俵際の粘りで逆転した新関脇の若元春が初日から白星を並べた。

 大関経験者の正代に双差しを許して前に出られたが、下がりながら左からの突き落としが決まった。「(突き落としは)一か八か。褒められた相撲ではない。白星をつかんだだけでは駄目。内容も求めないと」と勝利にも反省の言葉を並べた。

 2011年九州場所の初土俵から10年以上かかって22年初場所で新入幕後は、1年で新三役まで番付を上げた。小結だった先場所は11勝し、今場所は大関昇進へ足場固めを目指す。「(大関は)特に考えていない。先のことを考えず、今の番付を全うする」と気を引き締める。

 22年春場所に新関脇で優勝した弟・若隆景にも自己最高位の番付で並んだ。若ノ花と貴ノ花、逆鉾と寺尾、若ノ花と貴花田(しこ名は新関脇当時)に続く4組目の兄弟関脇に、「歴代の方々に恥じないように」と話していた。

 ともに次代の大関昇進を狙うはずだった若隆景は3月の春場所で負傷した右膝の手術を受け、長期休場の見込みとなった。若元春は「弟の分まで頑張る、とは思わない。取れるとも思っていない。精いっぱいやることが大事。少しでも励みになれば」。弟の復帰を待ちながら、まずは自らの相撲に集中していく。

【村社拓信】

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