8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 埼玉県大会は5月10日~13日の4日間、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、1つの県高校新記録、3つの大会新が生まれた。 女子三段跳では田口侑楽(国際学院3)が12m81(+0.6)の高校歴代7位、県高校新で優勝。昨年の10月のU18大会覇者が好調を示した。女子走幅跳では田口を抑え、池上瑠依(埼玉栄2)が5m89(+1.9)の好記録で制した。 女子棒高跳でも大会新記録が誕生。渡邊冴璃(大宮東3)が3m82をクリアし、昨年に続く連覇を達成した。同種目は2017年からインターハイ種目として導入されたが、県勢初の全国制覇も期待される。 その他にも女子走高跳では髙橋美月(埼玉栄2)が1m73で頂点に立った。髙橋は昨年のU20日本選手権チャンピオン。インターハイで7位に入っており、今年3月に行われた試合では高1歴代4位タイの1m76をクリアしている。 男子で唯一の大会新記録となった男子八種競技では緒方陽平(伊奈総合3)が優勝。スプリント種目では向かい風が続く中、5520点をマーク。トラックと跳躍種目でコンスタントに点数を獲得し、好記録で優勝を飾った。 男子総合は各種目でバランスよく得点を重ね76.5点を獲得した埼玉栄が、女子は両リレーも制し総合力の高さを証明した伊奈総合が77点で制した。 北関東大会は6月16日から4日間、山梨県の小瀬スポーツ公園競技場で行われる。 月陸編集部 文章导航 【陸上】18歳・ヒバートが三段跳で17m87のU20世界新! ウィルソンは女子400m、400mHの2種目で今季世界最高 「僕が箱根駅伝でエースになる」青学大・鶴川正也が関東インカレ2部5000m2年連続日本勢トップ