全日本プロレスの前世界ジュニアヘビー級王者・青柳亮生(23)が、王座奪還に燃えている。 29日の後楽園大会では、2月に王座を奪われた土井成樹(42)に挑戦する。亮生は「『全日本プロレスのジュニアの代表は青柳亮生だ』っていうのを確立させるためにも、今回絶対にベルトを取り返さないといけない」と語気を強める。 幼少期にドラゴンゲート時代の土井に憧れたことが、プロレスに興味を持つきっかけとなった。そこで「人生で初めて練習した技は、土井さんのバカタレスライディングキックだったんです。15年温めてきたバカタレ、ここで出しちゃいますか」と予告。「前回は憧れもあって緊張もしたけど、これまで散々バカにされてきたので、今は倒さないといけない相手に変わりました。土井さん、前回の僕とは違いますよ」と宣戦布告した。 王座奪取後に見据えるのが新日本プロレス、全日本、ノアの合同興行「ALL TOGETHER(AT) AGAIN 元気があれば何でもできる!」(6月9日、東京・両国国技館)出場だ。「もちろんベルトを持って出たいです。全日ジュニア代表として、ベルトなしじゃかっこがつかないじゃないですか。だからここは本当に落とせない」と闘志を燃やす。 「土井さんの十八番であるバカタレスライディングキックもぶん取り、ベルトもぶん取って、ATには俺がベルトを持って出る!」と拳を握る亮生が、外敵退治を果たす。 木元理珠 文章导航 「今までで一番かっこいい」 衝撃の“深緑色ユニ”は「想像の斜め上をいく」 カーメロ・アンソニーが現役引退「僕を有名にしたコートに、目的と誇りを与えてくれた競技に、さよならを言う時が来た」