陸上男子100メートルで昨夏の世界選手権王者のフレッド・カーリー(26=米国)が15日、都内でアシックスプレゼンツ「短距離クリニック」に参加した。高校、大学のスプリンターを対象に走り方のコツを伝授。世界歴代6位タイ9秒76の全力疾走も見せ「楽しい経験になった」と話した。
21日のセイコーゴールデングランプリ(横浜)に出場予定。「(パリ五輪の)ゴールドメダルに向けて記録を伸ばしたい。ただそれを目指して頑張っている」と語るカーリーは、ウサイン・ボルトが出した9秒58の世界記録更新にも意欲。セイコーゴールデングランプリに向けて「目標は世界記録。全ては準備なので、それに向けて準備しているよ」と意気込んだ。
また、日本の短距離界の印象については「知識があるので、他国より速くなるための技術がある」と話した。