5月15日、船橋アリーナで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」のクォーターファイナルが開催され、東地区1位の千葉ジェッツがワイルドカード下位の広島ドラゴンフライズと激突。第3戦までもつれ込んだこのシリーズは、最後まで結果の読めない大激闘となった。 前半から3ポイントシュートやアシストなど、富樫勇樹が攻撃の主軸として躍動した千葉Jは、41-30と11点を先行して試合を折り返す。第3クォーターでは広島の猛攻に苦しみ、一時は1点差まで詰め寄られるも、富樫やヴィック・ローが得点を返して逆転は許さず。6点リードで迎えた第4クォーターでは中盤に11-0のランに成功すると、最後は原修太のレイアップで勝負アリ。最終スコア96-91で千葉Jがセミファイナル進出を果たした。 試合を通して活躍を披露した富樫は、19得点に加え14アシストでダブルダブルを達成。チームを勝利に導いたエースガードはチームの公式Twitterを通じ、「本当にタフなゲームでした」とコメントしている。 「内容も大事ですが、CSは結果がすべてなのでまずは勝てて良かったと思います。土日で終われたら良かったかもしれませんが、土曜の敗戦でチームとしても成長できたと思うので、3冠まであと4つ、一つひとつ準備しながら自信を持ってやっていきたいと思います」 第3戦のプレータイムはチーム最長の34分19秒を記録した富樫。流れを相手に奪われた第3クォーターでも丁寧にゲームを組み立て、ときには強気なシュートを決め切るなど、GAME3における勝利の立役者と言えるだろう。自身も話しているように、天皇杯制覇、地区優勝に次ぐ年間優勝の史上初となる3冠達成で今シーズンを締めくくりたいところだ。 5月20日から始まるセミファイナル、千葉Jはホームにアルバルク東京を迎えて決勝戦の出場権を争う。 BASKETBALL KING 文章导航 [NBAプレーオフ]ナゲッツを堅守で支えるケンテイビアス・コールドウェル・ポープ「こういう1対1は大好きだ」 直近27年間で最多…レイカーズとウォリアーズのシリーズで平均視聴者数780万人を記録