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 5月17日(水)東京・後楽園ホールで、映画『クリード』シリーズ監督・主演のマイケル・B・ジョーダンがファンとの交流イベントを行った。『クリード』は『ロッキー』の人気スピンオフ。ジョーダンは4人の元世界チャンピオン薬師寺保栄、飯田覚士、西岡利晃、山中慎介と特設のリングに上がると。レジェンド王者たちはジョーダンの作中のボクシングの動きに「リアルで本格的」と賛辞を贈った。

 クリードシリーズ新作の『クリード 過去の逆襲』日本公開に先立って、ボクシングの聖地・後楽園ホールでのレッドカーペットイベントが行われた。後楽園ホールで洋画のイベントが行われるのは今回が初めてとのことだ。

 イベントが始まると、マイケルは力強い和太鼓の演奏に合わせて登場。集まった多くのファンと、一人ひとり写真やサインなどで交流した。

 ジョーダンは人気ボクシング漫画『はじめの一歩』(作・森川ジョージ)の大ファンでもある。後楽園ホールでのイベントということで「ここが『はじめの一歩』の舞台だと思い”ヤバいな”と思った。今は日本で言う、聖地巡礼の瞬間だ」とオタク魂に火がついたようだ。

 続いてゲストとして、薬師寺、飯田、西岡、山岡4人のレジェンドが世界王座ベルトを肩にかけ登場。山中がジョーダンにクリードオリジナルのチャンピオンベルトを手渡すと、ジョーダンは驚きの表情に!4人と同じように肩にかけ「最高な気持ち」と喜んだ。

 さらにレジェンドたちは『クリード』を観た感想を語る。薬師寺は「ダッキングもパンチも見事だ。プロに転向したらどうか」と英語で伝える。
 また飯田は「ボクシングシーンが本当に本格的。ロッキー、クリード全シリーズ通して一番リアルだ」とジョーダンの動きの見事さを褒めた。
 西岡も「マイケルさんの本格さにびっくり」と語り、山中も「本当に見とれてしまった。しっかり練習してきたんだなと思った」と、4人はこぞってジョーダンのボクシングシーンの見事さを称えた。

 ジョーダンは「一作目を作る時から、ボクサーの方たちが見て本格的だなと思ってもらえるものを目指した」とボクシングにリスペクトを持って作り続けてきたようで、嬉しそうだ。
 
 最後は会場に詰め掛けたファンたちとともに一本締めを打ち、笑顔で会場を後にした。映画『クリード 過去の逆襲』は26日から全国ロードショー開始される。 


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